2019年3月23日(土)17:51

九州大分の渓は暖かく春爛漫。かわいいエノハたちが遊んでくれた!

九州の実家に帰省したので今シーズン最初のフライフィッシングに行ってきた。ここのところ帰省はJetStarで帰っていて荷物の重量制限があるからウェーディングシューズは持ち帰っていないのでウェイ―ディングできない。いつもは実績のある尾平に行くのだけどずっーと通い続けているのでちょっと違うところで釣ってみたいなと、今回は九折川(つづらおりかわ)に行ってみることにした。多分、10年ほど前かな?一度だけ雨の日にちょっとだけやったことがあるのだけど、アブラメ(アブラハヤ)が釣れただけで、やっぱここは釣れないなと思いすぐにやめてしまった。

この川にも尾平と同じように上流にかつて鉱山があって、そこから流れ出す鉱毒のため、うちの親父を含め年配の人はほとんど「九折川には魚がいない」と言っていたので、やっぱり釣れるか釣れないか分からないところでやるのは気が進まず、実績のある尾平ばかりに行っていた。ただ九折川は尾平より近く、渓相も尾平とは違ったタイプで良く、ここで釣れたらいいのになと思っていたので、それなら一度ちゃんとやってみるかということにした。

川沿いに道路が走っているので比較的容易にどこからでも入渓できる。まーあまり細かいことは考えずに釣り人なら誰でも入りそうなポイントから入渓。ずっと昔はこの故郷の渓流で魚釣りをしている人を見かけることがあったが昨今、川釣りなんてしている人をほとんど見たことがないのでどこから入渓してもたぶん大丈夫だろう。木々が覆いかぶさったナメが続く尾平とは違って、開けた河原が続く九折川はウェーディングできない今回の装備にはありがたかった。

釣り始めるがシーズンしょっぱなはあっちに引っ掛けこっちに引っ掛けラインが絡まり...毎年ながら苦労する。ついでにここ2~3年は老眼が進んでフライを結ぶのさえ大変だ。いかにも魚が出そうな深さのある落ち込みをいくつかやり過ごして、その先にあったこれは夏のポイントだよという開けた浅瀬にキャストするとパシャッと水面が割れた。大きくはなさそうだが小気味よく引っ張っていく。アブラメではないさそうだった。上がってきたのは18cmほどの奇麗なエノハ(アマゴ)だった。

何だ居るじゃないか!

それからウェーディングせずに釣ることができるポイントだけを4~500メートルほど釣り上がった。結局、シーズン最初の下手くそさもあって手元まで上げることができたのは3尾だけだったがあちこちでアタリがあり楽しい釣りをすることができた。しかも納竿した地点からはすぐに道路に上がることができ入渓した場所に停めた自動車まで容易に戻れた。

この界隈に釣りに来始めて小学生から40年ほど新たなポイントを見つけた。もしかしたら40年前はまだ鉱山の影響が残っていて本当に魚がいなかったのかも知れないが、よく「ここは釣れないよ」と地元に人に言われる場所がある。実はそういう場所が秘密のポイントになるのかも知れない。そう考えるとまだまだこの界隈には入ってないところだらけだ。新たな開拓を始めよう!

フィッシングデータ

入山日
2019/3/22
時間
11:50~14:00
気温 / 水温
天気
はれ

フィッシングレポート

このポイントから釣り始める。
今シーズン最初の1尾をキャッチ!大きくはないがキレイなエノハ(アマゴ)
まだ水も冷たい春先なのにそれなりに深さのあるポイントよりもこういう瀬の方が反応が良かった。
このポイントでかなりいいアタックがあったが残念ながら乗らなかった。
20mあるかな?小さいけど今日あげることができた一番大きいエノハ。やっぱり朱点があるアマゴは鮮やかできれいだなー。
同じ魚をもう1枚パチリ。
1963